『まなびストレート!』の時間軸に関する考察

以下は、mixiの「まなびストレート!」コミュに書いた文章に加筆修正したもの。

まなびがいつ来て、9月1日に至ったか。
まず第三話のドッジボール大会の時点で6月15日。これは学美が書いたドッジボール大会のチラシに日付が書いてあるため分かった。
第四話では、生徒会重大発表の日が17日であるとホワイトボードの掲示物に書いてあり、「(第三話から)数週間たっている」「重大発表の日まで2日しかない」と劇中で光香が発言してることから、6月を過ぎて夏休み前である、7月15日ごろの話だと推定できる。
第一話から第二話にかけては、第三話の6月15日以前の話となる。学美が転校してきた第一話は、既にプール開きしていてもおかしくない時期で、第二話内でもある程度時間の経過があることから、6月初旬ではないかと思われる。神奈川県で6月初旬にプール開きは早いのではという意見もあるが、現代より多少温暖化しているというリアル志向の設定が使えるのではないか。
一方、光香が9月1日の話である第八話で「学美ちゃんが学園に来てから2ヶ月」とはっきり言ってて、第一話が6月とすると少し計算が合わない。2ヶ月以上3ヶ月未満なのでざっくり2ヶ月と言っているからかもしれないし、夏休みの期間を抜いた正味の通学時間を指しているのかもしれない。このあたりはやや材料不足。

続いて、プールの時期に冬服?を着てるのは何でだろうかという疑問。これはにヒントがあった。
第一話から第三話にかけて登場した紺色の長袖、確かに第四話以降の半袖に比べると冬服に見えるかもしれない。これは、「合服」という冬服から夏服の間に着る制服ではないかということ。

カラーの設定画は指定コートを着た状態しか掲載されていなかったので分かりにくいが、冬服は第一話などに登場した合服とは別に「冬・合制服上衣」という背広のような襟のついた設定が存在しているようだ。中間着の「合服」というのはアニメの衣装設定においては馴染みのないものだけど、聖桜学園の制服は実在の制服を参考にしているとのことなので、より細かい設定を元に「合服」という見慣れない設定の制服が登場したのだと考えられる。

Newtype (ニュータイプ) 2007年 03月号 [雑誌]